韓経:終わらない中国THAAD報復…外交・産業部はなぜ存在するのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.31 11:20
中国の「THAAD(高高度防衛ミサイル)報復」が続いている。観光・韓流・コンテンツの制限、非関税障壁と輸入規制は言うまでもなく、中国に進出した韓国企業に対する差別も枚挙にいとまがないほどだ。最初から標的になったロッテと電気自動車バッテリー関連企業だけではない。韓国企業はすべて報復の対象としている。ついに部品供給の支障で現代自動車の中国工場5カ所のうち4カ所の稼働が中断する事態を迎えた。
幸い、現地協力会社が部品供給を再開したことで工場は次々と稼働に入ったが、THAAD報復で納品代金が円滑に支払われず、また何が起こるか分からない状況だ。現代車は3月から本格化したTHAAD報復の余波で上半期の中国での販売が半減した。100余りの現地中堅部品会社の稼働率もこの5カ月間で50%以下に落ちた。それでも現代車は中国政府を意識して北京合併法人の職員に対する賃金削減やリストラに踏み込めず苦労している。