【時視各角】ハングリーな韓国企業、沿海州を抱き込もう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 15:11
10日前、中央日報平和オデッセイの一行で沿海州を訪れた。高句麗の遊民が建てた渤海の地であり、日帝時代に韓半島(朝鮮半島)から渡った朝鮮人の生活の拠点になったところだ。分断後には北朝鮮に遮られ、ソ連の地になって久しく、漠然とした思いを抱いてきたところが、飛行機に乗ると2時間45分で到着した。心情的に近い米国や欧州が10時間以上かかるのに比べると、韓国からかなり近い。ここでも「パワーコリア」を目撃したのは意外だった。サムスン電子のスマートフォン売り場と建物に設置されたLGのエアコン、道路を走る韓国車を簡単に見ることができた。
Kビューティーの威力にも驚いた。狭い国内市場を競ってに飛び出したように、ミシャやイッツスキンをはじめ韓国化粧品の単独売り場がウラジオストクの中心部に堂々と存在する。この地域の最高級現代ホテルは地域のランドマークだった。現代重工業は車で走っても地平線ばかり見える2万ヘクタールの土地に豆とトウモロコシを栽培している。国内では小さく見える韓国のパワーを企業を通じて改めて確認する時間となった。