ロシア「トルコ、計画された挑発」シリアに地対空ミサイル配備(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.26 08:58
24日、トルコによるロシア戦闘爆撃機の撃墜事件で世界は再び冷戦時代に戻ったようだ。
半世紀ぶりに北大西洋条約機構(NATO)加盟国によるロシア戦闘爆撃機の撃墜で、トルコとロシアの関係が行き詰った。一時イスラム国(IS)に対抗した連合戦線議論まで出てきた西側とロシア間の気流も凍りついた。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は25日(現地時間)、モスクワで開かれた記者会見で「トルコのロシア戦闘爆撃機の撃墜は計画された挑発」と糾弾した。ラブロフ外相は「トルコ側の主導で外相同士で電話会談をしたが、トルコ側は弁解しようとした」と話した。この日ロシアは最先端地対空ミサイルS-400をシリアに配備した。ロシア外相が「トルコと戦争するつもりはない」として水位調節をしても、報復措置を暗示する行動をしたことになる。フィナンシャルタイムズは「(シリアの)ラタキア基地から600キロ半径、高度6000メートルまで飛行中の航空機を攻撃できる」として「緊張が高まっている」と評価した。