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【コラム】「新しい日本」に期待する

2009.08.31 14:41
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日本の民主党の総選挙圧勝は、米国が昨年の大統領選で初の黒人大統領を誕生させたのに劣らないほど革命的な事件だ。 30日の総選挙の結果、自民党が93-94年の細川政権11カ月を除いて1955年から半世紀以上にわたり一党統治をした「1955年体制」が崩れた。

自民党の敗北の直接的な原因には、3年間で3度も首相が変わったリーダーシップの不在、5.7%という戦後最悪の失業率、長期不況の中でのデフレ現象、小泉政権の新自由主義政策がもたらした貧富の差、麻生太郎首相の相次ぐ失言などが指摘される。 しかし自民党が長期執権する間、経済不況も多く、人気が大きく落ちた首相もいた。 それでも自民党は政権を維持してきた。 自民党敗北の原因はもっと根本的なところにある。

 
日本の有権者はついに変化を選択した。 米国に初の黒人大統領を登場させた変化だ。 日本の有権者は自民党の長期執権に疲労感を感じただけではなかった。 有権者は、1955年体制では日本が21世紀の新しい環境と挑戦の前で、品格ある国家として経済力にふさわしい待遇を受けて生きていけない、という危機感を感じた。 ちょうど有権者の前には鳩山由紀夫が代案人物として現れた。 鳩山民主党代表は有権者にニュージャパンのビジョンを提示した。 概念があいまいなビジョンだが、アイデンティティーを喪失して漂流する自民党政権に挫折感を感じた日本の有権者らには恵みの雨のようなものだった。

日本の有権者は鳩山代表の社会自由主義的(Social liberal)政策公約に票を投じたのだ。 鳩山政権は子どもに毎月2万6000円の手当を支給し、高速道路の通行料をなくし、中小企業の法人税を18%から11%に引き下げると約束した。 鳩山代表は自身の改革を「友愛革命」と呼ぶ。 友愛(Fraternity)は鳩山代表の祖父・鳩山一郎以来、鳩山家の専売特許だ。 「友愛の日本を作ろう」という鳩山代表にとって、官僚主導の政治と決別すること、市場経済と社会的公正・平等のバランスを取ることが友愛革命だ。

お互い違いを容認する友愛精神は、多種多様な人間が一緒に暮らす時代の国家間の共生の必須条件だ。 鳩山代表は日本があまりにも長期にわたりアジアから離れていた過去を反省し、アジアに戻ろうとしている。 鳩山代表は今後50年間の日本の国家目標にアジア版欧州連合(EU)創設の先導的な役割を設定した。 鳩山代表は靖国神社を参拝しない、永住権を持つ在日韓国同胞に地方参政権を与えると約束した。 北朝鮮も友愛外交の対象に含まれる。 安倍晋三元首相が核実験をした北朝鮮に友愛外交は通じないと批判すると、鳩山代表は価値観が違う北朝鮮の体制も尊重しなければならないと反論した。 鳩山代表のアジア重視外交の構想は、明治維新の先覚者・福沢諭吉が1885年に主張した脱亜入欧との確実な決別宣言として聞こえる。

鳩山代表が構想する日米関係は盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の韓米関係を連想させる。 鳩山代表は米国と対等な外交という枠組みの中で日米地位協定(SOFA)の改正と沖縄県の米軍普天間飛行場の移設を推進すると話している。 インド洋でイラク多国籍軍への給油を担当する海上自衛隊の活動も2010年初めに終えるという立場だ。 鳩山代表のこうした姿勢は、1950年代に鳩山一郎が麻生太郎首相の祖父・吉田茂の対米一辺倒外交を修正してソ連と国交を回復した多角的外交と軌を一にする。

鳩山由紀夫代表と麻生太郎首相の今回の総選挙対決は、1955年に祖父らが宿敵として対決した総選挙の再現だ。 当時、鳩山一郎の民主党は185席を獲得し、吉田茂の自由党(112席)を抑えた。 そして首相になった鳩山一郎は自由党と民主党を統合して自由民主党をつくった。 これが「1955年体制」だ。 それを鳩山一郎の孫である鳩山由紀夫が、吉田茂の孫である麻生太郎の抵抗を抑えて解体したのは歴史のアイロニーだ。

周辺国を配慮するニュージャパンの誕生を期待したい。 一党長期執権の革命的な終息と大きなビジョンで落ち着かないが、生産的な気流を予告する鳩山政権の登場は韓国にとっても喜ばしい機会であり挑戦だ。 しかし今後を見守っていく必要がある。 鳩山政権の成功の大前提は日本人の意識変化が進行形にあること、閉ざされた農漁村社会が開かれること、政党政治が後進性を脱皮することなどだ。


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