【取材日記】クジラの争いに打撃を受ける韓国の私立幼稚園教師
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.05 15:09
「最後まで闘争して廃業も辞さない」という韓国幼稚園総連合会(韓幼総)が政府の強硬対応におされて開園延期を撤回して5日から正常運営を行うことを決めた。教育当局と韓幼総の対立が一段落したことはしたものの、その中で政府の関心も受けることができず、韓幼総の表情に自分たちの声も出すことができなかった人々がいる。私立幼稚園の教師たちだ。
政府と韓幼総の対立が高まっていた今月3日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民請願サイトには「私立学校幼稚園先生の非人権的な現実、助けてください!」というタイトルのコメントが投稿された。コメント作成者は「私が投稿する文に少しでも誇張があるならこのコメントを削除してください」として自身の妻が処している状況を伝えた。作成者は「幼稚園、保護者、政府から行き場のない境遇を受けている」とし「不正幼稚園受恵者は院長や理事長なのに、善良な先生まで悪口を言われなければならない」と明らかにした。続いて「今回の開園延期も各園園長の独断的な決定が大部分なのに、さも全員がグルかのように魔女狩りに遭っている」と吐露した。