【社説】安倍首相の平昌五輪出席、韓日関係改善のきっかけにしよう

【社説】安倍首相の平昌五輪出席、韓日関係改善のきっかけにしよう

2018年01月25日08時36分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  来ないと言っていた安倍晋三首相が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)の開会式に出席することを決めたのはいくつかの面で幸いだ。もちろん、ひたすら歓迎できることではない。安倍首相が平昌五輪出席をきっかけに「慰安婦合意について韓国が一方的にさらなる措置を求めることは受け入れることはできないということを直接伝える」と明らかにしたからだ。韓国政府による対北朝鮮制裁緩和の動きについても「(反対の立場を)文在寅(ムン・ジェイン)大統領に直接伝えたい」と述べた。五輪の開幕を祝いながら和気あいあいとした雰囲気で会うべき韓日首脳がぎこちない関係を見せることも考えられる。一方では米国に背中を押された安倍首相がやむを得ず出席するのではという見方もある。

  しかし我々は米・中・露の首脳が五輪開会式欠席を通知してきた状況で安倍首相の出席を歓迎する。平昌五輪の成功に向けた貴重な契機になると期待される理由だ。すでに安倍首相が訪韓して敏感な2つの懸案を取り上げることが確実なら、この際、文大統領と率直に話し合うのも良い方法だ。冷え込んだ韓日関係をこのまま置いておくことはできない。最近も慰安婦合意に基づいて設立された和解・癒やし財団を清算するという韓国政府の方針が報道されるなど、両国関係はさらに悪化する状況を迎えている。

  両国は今回の安倍首相の訪韓を関係改善のきっかけにしなければいけない。相手に対していくら良くない感情があっても、向き合って話してみると怒りが和らいで妥協点にいたるケースが少なくない。今回の関係改善のきっかけを生かせなければ、今後しばらく機会を探すのは難しい。文大統領は過去の問題と未来志向的な懸案を分けて扱う「ツートラック接近」を日本側が受け入れるよう、安倍首相をうまく説得する必要がある。北朝鮮の核脅威を目の前にして、韓米同盟と共に日本との外交・安保的協力もいつよりも重要であることを忘れてはならない。
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