市場攻略強めるハイブリッドカー、原油価格が伏兵に=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.06 10:48
韓国では今年上半期に現代自動車が「ソナタ」のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを発売し攻勢を強化するところだ。一般のハイブリッドカーはガソリンを使って走行する際の動力でバッテリーを充電する。電気自動車がプラグを差していつでも気楽に充電できるのとは違う。プラグインはガソリンと電気を結合しハイブリッドのこうした弱点を補完した技術だ。現代自動車関係者は、「エコカー開発ロードマップによりプラグインハイブリッドを含めたモデル拡大で市場に対応するだろう」と明らかにした。「ソナタ」のプラグインハイブリッドモデルは12日に米デトロイトモーターショーで世界で初めて公開される予定だ。
現代自動車はこれに先立ち先月16日に発売した「ソナタ」のハイブリッドモデルの善戦に鼓舞されている。2日までに1400台余りが契約された。今年韓国で1万8000台を売る計画だ。現代自動車はガソリン直噴射エンジンを載せ「走行性能が良いハイブリッド」という認識を持たせたのが功を奏したと評価した。現代自動車は上半期から米国を筆頭に主要輸出国に「ソナタ・ハイブリッド」を投入する計画で、海外だけで3万7000台の販売を目標にした。保証の部分ではトヨタよりも早くから専用部品に対し「10年・20万キロメートル」の無償サービスを提供している。