<サッカー>韓国、2023年アジア杯招致競争中に…なぜ女子W杯?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.05 14:21
南北(韓国・北朝鮮)が2032年夏季オリンピック(五輪)共同開催に向けて大会の招致に動き始めた中、国際サッカー連盟(FIFA)が2023年女子ワールドカップ(W杯)の南北共同開催を提案した。大韓サッカー協会は政府に関連内容を伝えて返答を待っているという。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長(49、スイス)は4日、スコットランドで開催された国際サッカー評議会(IFAB)会議に出席し、「南北の2023年女子W杯(共同開催)について話を聞いた。最近まで南北は非常に難しい状況だったが、すごいことになりそうだ」と述べた。4年ごとに開催される女子W杯は第8回大会が今年6月にフランスで開催される。次回の2023年大会の開催地は未定だ。女子W杯本大会には24カ国が出場し、大会期間は1カ月程度。
これに先立ち韓国は2019年女子W杯招致活動をしたが、フランスに敗れた。2023年大会招致は計画になかった。こうした状況でFIFAが先に南北共同開催を提案してきた。洪明甫(ホン・ミョンボ)大韓サッカー協会専務理事は4日、中央日報との電話で「FIFAが1カ月ほど前、鄭夢奎(チョン・モンギュ)サッカー協会長を通じて南北共同開催に関する提案をした。南北共同開催という点で政府の決定が重要となる。2週間前に文化体育観光部に関連内容を伝えて返答を待っているところ」と説明した。