【社説】療養病院火災、どこにも安全な場所がない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.29 11:07
悲惨な事故が再び起きた。昨日、全羅南道長城(チョンラナムド・チョンサン)の療養病院で火災が起こり、高齢の患者が犠牲になったのだ。今は安心できる場所がどこにあるのか不安感が先走るばかりだ。
昨日0時27分ごろ、全羅南道長城郡の「孝実践愛の分かち合い療養病院」で発生した火災で20人余りが亡くなった。死亡者の大部分が火災発生時に別館に入院中だった70~90代の患者だった。申告を受けて出動した消防隊員が火災発生から6分後の0時33分に大火をとらえ、0時55分には小火整理まで完了したが、惨事を防げなかった。警察は火がマットレスや毛布などに燃え移って出てきた有毒ガスのために人命被害が大きくなったと見ている。