フォーチュングローバル500の110社が中国企業…その秘訣は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.21 10:52
110社。このほど発表された「フォーチュングローバル500」にランクインした中国企業の数だ。米国の134社に迫る2位だ。数より恐ろしいのは速度だ。わずか20年前の1996年にこのリストに入った中国企業は3社だけだった。同じ期間このリストに入った韓国企業は13社から15社に2社増えるのにとどまり、米国企業は162社から134社に減った。こうした傾向が続けばフォーチュングローバル500で中国企業が米国を超える日は遠くないだろう。
中国企業が恐ろしい速度で世界市場での立地を強化している。安い人件費を武器に世界の工場の役割をしてきた中国、先進国のデザインとサービスをコピーした「コピーキャット」だった中国は昔の話だ。政府の支援と巨大内需市場を踏み台に世界的規模に成長してからは、いまや世界企業のロールモデルとして活躍する企業が増加している。特に情報通信技術(ICT)や代替エネルギーなど新成長産業分野ではすでに中国企業が世界市場をリードする局面だ。