韓経:「国境なき大学」キャンパスアジア卒業生、グローバル就職活発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.10 16:11
2012年にソウル大学国際大学院に在学中だったチェ・ヘミンさん(28)は、卒業を後回しにしてその年にスタートした「キャンパスアジア」事業に参加した。ソウル大国際大学院と中国北京大学国際関係学院、日本の東京大学公共政策大学院など韓日中3カ国の名門大学が開設したこのプログラムは、学生たちがキャンパスごとに最低1学期以上、授業を聞かなければならない。東京大とソウル大で複数の修士学位をとったチェさんは昨年、非営利法人NEAR財団(チョン・ドクグ理事長)に就職して東アジア学術交流関連の業務を担当している。チェさんは「卒業が2年ほど遅れたが中国人・日本人の友人ともつきあって3カ国の文化の差も理解することになり、とても役に立った」と話した。
韓日中3カ国が相互理解の増進と大学間交流を拡大するために2012年にスタートしたキャンパスアジア事業が、グローバル人材育成プログラムとして脚光を浴びている。