韓国、不況のあおりで法人税収が減少…前年比3兆8千億ウォン減(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.19 10:15
#1.ソウル・江南(カンナム)と京畿道(キョンギド)・盆唐(プンダン)にそれぞれマンションを持っていた大企業副社長で100億ウォン台の資産家のキムさんは最近盆唐のマンションを大学生の息子に贈与した。100平方メートル台の盆唐のマンションは一時9億ウォンを超えたが最近は6億ウォン台だ。キムさんは「マンション価格が下がっている時に子どもに贈与すれば税金があまりかからないので贈与することにした」と話した。マンション価格が9億ウォンを超える時にキムさんが贈与したとすれば贈与税を2億ウォン近く出さなければならなかったが、今回出した税金は1億ウォン余りだった。キムさんとは違い財産が15億ウォンほどのパクさんは同じ悩みを持っていたが考えをひっこめた。「景気も良くないが財産を分散し後で財政的に困窮すれば備えるのが容易でない」と判断したためだ。
新韓銀行のファン・ジェギュ税理士は、「相続は死亡に関連しており予測が難しいが、贈与は景気が良くない時に減少する傾向を見せる」と話した。ファン税理士はしかし、「景気が悪い時に不動産や株式価格が下がっており、超高額資産家は一般人と違いこの機会に贈与をしようとする」と付け加えた。