世界名門ベルリン・フィル…日本人コンサートマスターを続けて選んだ理由は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.24 10:23
08年11月にソウル「芸術の殿堂」で開かれたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の来韓公演。体格が大きいドイツ人の副コンサートマスターの右側に、彼の肩ほどの身長の演奏者が座っていた。日本人バイオリニスト、安永徹氏(60)。安永氏はオーケストラ全体の‘班長’にあたるコンサートマスターだった。
安永氏は1983年からベルリン・フィルのコンサートマスターを務め、2009年にオーケストラを離れた。世界的名門楽団のベルリン・フィルに初めて入城した東洋人コンサートマスターは音楽界の伝説だった。現在は日本に帰って演奏・教育活動をしている。
来月15、16日のベルリン・フィルの来韓にも日本人コンサートマスターが登場する。32歳のバイオリニスト樫本大進氏。樫本氏は‘日本人コンサートマスター’の伝統を引き継いだ。3年ぶりに来韓するベルリン・フィルの舞台に連続で日本人コンサートマスターが登場するのだ。