韓経:韓進海運、「最後の核心資産」米ロングビーチターミナル株売却へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.21 10:35
裁判所が韓進(ハンジン)海運に残る「最後の核心資産」といわれる米ロングビーチターミナル(TTI)株の売却を進める。事実上、韓進海運の再生の可能性は消えることになった。
韓進海運の法定管理(企業再生手続き)を担当しているソウル中央地裁は19日午後、韓進海運が保有するロングビーチターミナル株の売却交渉を引き受ける海外海運専門諮問士の選定を許可したことが、20日、確認された。
韓進海運はロングビーチターミナル株54%を保有している。ロングビーチターミナルは米州路線の関門で海運競争力を左右する核心資産に挙げられる。売却予想価格は1000億ウォン台。一時は投資銀行(IB)業界がこの株の売却価値を2900億ウォン(約266億円)と予想したりもした。