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【グローバルアイ】スパコン20・30世代、お守り50・60世代

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.25 10:10
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先日、韓国金浦(キンポ)空港国際線ターミナル前のタクシー乗り場であったことだ。乗り場の前のところでタクシー運転手の間で争いがあった。客の取り合いだった。

もともと歩道側の車線は長距離、真ん中の車線は模範タクシー、一番外側の車線が近距離の客を乗せることになっている。ところが近距離車線で待っていた若い運転手が混雑している間にルールを破り、乗り場に立っていた長距離の客を横取りしたのだ。‘お金’になる長距離の客を乗せようと、長ければ3時間も待っているタクシーとしては許せないはずだ。

 
長距離タクシー運転手のうち50歳代とみられる運転手が出てきて言い争いが始まった。「この若造が、その客をこっちに譲れ」「年上だからといって偉そうに。お前も(客を)うまくつかめばいいだろ」。

あらゆる罵声が飛び交う騒ぎとなった。状況が分からない外国人乗客は怯えた表情だった。

3日後、東京羽田空港国際線タクシー乗り場。一列に整然と並んでいるタクシーを2人の空港職員が徹底的に統制していた。乗客が近距離を行こうと長距離に行こうと、嫌な顔をしたり要求に応じないタクシーはなかった。ルールに関するかぎり一寸の譲歩もなかった。

韓国の強みはスピードと柔軟さだ。情報技術(IT)強国の原動力といわれている。特に最近、社会主導勢力に浮上した20、30歳代の大半はその価値を信奉している。改革と変化が自分の絶対的アイコンであるからだ。このため、既存の秩序を主張する50・60歳代と衝突するしかない。同じ脈絡で韓国の多くの20、30歳代は羽田空港のよく整ったルールも排斥する。金浦空港の混乱を柔軟性とエネルギーと錯覚する。しかし秩序と旧習を混乱してはいけない。秩序の中で相手を思いやる社会の調和が形成され、そうしてこそ健康な社会が誕生するからだ。

神戸市にある計算科学研究所。ここの3階にあるスーパーコンピューター「京」は1秒当たり1京(1兆の1万倍)を超える1京510兆の計算速度を誇る。2位の中国の4倍以上だ。冷蔵庫の大きさの棚の1番から864番までぎっしり埋まったスパコンの威容は最先端そのものだ。しかし一番前の1番の棚を開いた瞬間、スパコンのイメージは崩れる。「どうか問題なく稼働しますように」と赤く書かれたお札がスパコンの内側に貼られいるのだ。デジタルとアナログ、両極端の調和だ。

30歳代の研究所職員の言葉が傑作だ。「すべてのことが私たちの力だけでなるものではない。神であれ天であれ、すべてを混ぜて祈らないと」。スパコン世代20・30とお守り世代50・60、さらに70・80は共存する。相互尊重と相互理解だけが生きる道だ。否定し合ってもお互い損をするだけだ。葛藤の時代に私たちみんながルールを守りながら‘スパコンのお札’を心に刻む時ではないだろうか。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京特派員

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