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【時視各角】ギリシャがそんなにうらやましいのか(2)=韓国(下)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.09 08:19
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ギリシャの悪い行為は昨今のことではない。2001年のユーロ加盟の時から数字を偽った。財政赤字を隠したのだ。そのようにして弱い自国通貨の代わりに強いユーロ貨幣でぜいたくをした。低い金利で他人の金を借り、2004年に史上最大のオリンピック(五輪)も開催した。もちろん90年代以降に開催された五輪で最大の赤字を出した。

しかしお金を返す考えは最初からなかった。全国民が税金を盗んだ。ギリシャのメディアによると、毎年300億ユーロ、国内総生産(GDP)の10%が脱税だ。個人の病院に行けばクレジットカードは使えないほどだ。2012年にギリシャ政府がアテネの豪華住宅・車・ヨットを持つ医師150人を調査した。半分以上が年所得を3万ユーロ未満に、うち30人ほどは1万ユーロにもならないと申告した(『福祉社会とその敵』)。

 
2011年にもギリシャは「自分たちは知らない」という態度で成功した前歴がある。欧州首脳は当時も10時間の夜通し会議の末、泣く泣く1000億ユーロを減免して1000億ユーロを貸した。当時のパパンドレウ・ギリシャ首相は「もうギリシャの債務は管理可能だ」と述べたが、4年後の債務は変わっていなかった。節約して他人のお金を返すべきだったが、ギリシャ国民はそうしなかった。それを政治が煽った。「取られると思わず貸す方がバカだ」として債権者責任論を持ち出し、今回は国民投票にまで進んだ。

ギリシャ事態は保守側が主張する「過剰福祉」も進歩側がいう「シャイロックのような債権団や為替レート主権の問題」でもない。ギリシャ政治・国民の貪欲と腐敗が本質だ。他人のお金で享受する資格のない「無料福祉」に耽溺した代価にすぎない。

それでも韓国社会にはギリシャを犠牲者・被害者のように見る目が多いが、本当に心配だ。こういうことでは「ギリシャ化」どころか、ギリシャのようになるのがうらやましい世の中にならないか怖い。それが総選挙が始まる来年からだと思うともっと恐ろしい。

イ・ジョンジェ論説委員


【時視各角】ギリシャがそんなにうらやましいのか(2)=韓国(上)

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