キャンプ用品の価格、韓国は日本の倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.09 14:32
会社員チョン・ヨンフンさん(44)は最近、キャンプ場に行き、10年ほど前に購入した平凡なテントを張った。隣にいた家族はサンシェードが付いた数百万ウォンのテントに高級な食卓と椅子までそろえていた。チョンさんのテントはみずぼらしく見えた。食事を終えた妻が皿洗いから帰ってきて話した言葉に、チョン氏はまた胸が痛んだ。洗面場に集まった人たちが似たようなコッヘルを取り出しながらお互い価格を尋ね合っていたが、チョンさんの妻は会話にも入れなかったという。韓国のキャンプ人口150万人、キャンプ用品市場5000億ウォン時代の自画像だ。
公正取引委員会がソウルYMCAに依頼し、「キャンプ用品価格と消費者認識調査」を8日に発表した。調査によると、韓国のキャンプ用品は米国・日本・豪州・韓国の4カ国のうち最も高いことが分かった。ソウルYWCAは6月25日から半月間、4カ国で共通で販売される10大ブランドのテントと寝袋・ストーブ・コッヘル・ランタン・グリル・椅子など計10製品の消費者価格を調査した。