韓経:「日本の建設業界はデベロッパーが主導…韓国は『麻薬のような』住宅事業に集中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 13:15
「住宅事業は麻薬のようなもの。住宅景気が良くない時は建設会社ごとにデベロッパー(不動産開発業者)が新しい活路だと強調するが、住宅景気が良くなればリスクを負う必要のない施工に転じる」。
パク・ヒユン森ビル都市企画韓国支社長は「韓国内の建設会社の中でデベロッパーを標ぼうする所はかなりあるが、転向するのは容易ではない」としてこのように話した。彼は「不動産景気が良い時であるほどさらに準備するべきなのに多くの日本の建設会社がデベロッパーに成長するのに失敗したように韓国も容易ではないのが現実」とも強調した。施工者と開発業者の収益構造が正反対だからだ。
パク支社長は「デベロッパーは施工費を出さなければならないのに後れを取り、施工者は工事費を上げて受け取らなければならない状況だと施工者内部の変貌だけではデベロッパーに進むことはできない」と話した。パク支社長は「今のように開発事業本部や開発事業チームのように見た目だけ整えるような組織だけつくっておいて漠然と未来に備えようという心がけではいけない」として「最初から体質を変えるように独立した子会社レベルで作って母体(親企業)から施工を受けなくてもかまわないという気持ちで進んでこそ可能だろう」と指摘した。