韓国与党議員85%「THAAD条件付き導入」に賛成(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.05 15:09
同じく野党の国民の党は朴柱宣(パク・ジュソン)議員、李相敦(イ・サンドン)議員、黄柱洪(ファン・ジュホン)議員を含む最多の45.5%(15人)が「導入するものの補完策を用意」を、各21.2%(7人)は「中国の同意なく導入すべきでない」「絶対に導入すべきでない」という立場を選択した。国民の党の外交統一委幹事の李泰珪(イ・テギュ)議員は「国民の党の党論は韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系の早期開発および戦力化」と述べた。
対北朝鮮人道的支援についてはセヌリ党議員の72.8%(67人)が「北の開放に相応して人道的支援をすべき」という伝統的な相互主義を支持する立場を表した。共に民主党は81.2%の議員が、国民の党は84.8%の議員が「人道的支援を拡大して北の開放を誘導すべき」と答えた。
明知大政治外交学科のチョン・ヒオク教授は「与野党の強調する点は異なるが、対北人道的支援を北の開放拡大手段として使用すべきだという考えでは似ている」とし「与野党が激しく対立してきた外交・安保政策でも中道に向かう現象が表れている」と話した。