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【時視各角】ギリシャがそんなにうらやましいのか(2)=韓国(上)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.09 08:19
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2カ月前、今年はギリシャ化(Hellenization)という言葉が話題になると書いた。不吉な予感は当たるものだ。振り返ってみると、昨年の流行語「失われた20年」日本化(Japanization)はまだ大したものではなかった。崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相も同じ考えだったと思う。就任1年を迎えた7日、崔副首相は「これから日本のようになるというのが称賛になる世の中」と述べた。「韓国は宿題がしだいに難しくなるが問題を解く能力は落ちている」とし、「経済の足かせとなる政治」をアベノミクスで乗り越えた日本をうらやんだ。わずか1年で日本化を見る目が変わったのだ。隔世の感という言葉はこのような時に使うのだろう。

日本だけではない。私は最近、ギリシャを見ながらもうらやましく思う。ギリシャの「自分たちは知らない」というカード1枚にドイツ・フランスはもちろん米国までが大慌てだ。欧州の首脳はユーロ圏の崩壊を恐れ、米国はロシア・中国のギリシャラブコールを嫌ってそうだろうが、それこそ典型的な「悪い男症候群」ではないだろうか。今の小さな暴力を避けようと永遠の束縛の道に自分の足を踏み入れる「優しい女」のような状況だ。

 
「悪い男ギリシャ」に引きずられていくユーロ圏や債権団を見ると、情けないというより納得できない。国際通貨基金(IMF)が特にそうだ。1997年の通貨危機当時、IMFは韓国にどのようにしただろうか。ミシェル・カンドシュ総裁は「偽装された祝福(disuised blessing)」とし、年25%の高金利を強要した。企業・銀行を閉鎖して安値で外国資本に売却させた。街には失業者があふれ、国民はタンスの中の金の指輪を泣いて取り出した。それでも国際債権団は一銭も減免せず高金利で利子まで受けて行った。当時はそれを「祝福」といっていたIMFが率先して「債務を減免しよう」とし、ギリシャはその利益をむしり取っている。「ザリガニはカニに味方」であり理由は分かるが、怒りを感じるしかない。韓国が血の汗で返したお金をギリシャ国民に注ぎ込むということではないのか。


【時視各角】ギリシャがそんなにうらやましいのか(2)=韓国(下)

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