「韓国企業、もうイベント性の短期ボランティア・寄付を越えるべき」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.26 10:31
国の規模に比べ社会的企業家の数が少ない点も順位が低い原因だ。社会的企業家とは、単なる利潤追求の活動を越え、公共の葛藤を解消し、地域社会の問題を解決するのに寄与する個人を意味する。1981年から社会的企業家を養成してきた米国のアショカ(Ashoka)財団など3つの機関に名を連ねた韓国人は徐明淑(ソ・ミョンスク)済州オルレ理事長ら10人だけだ。パキスタン(5人)、ベトナム(39人)、フィリピン(25人)より少ない。
グローバル企業を中心とした企業市民としてのリーダーシップ(17位)は、6つの指標のうち唯一20位以内に入った。2005-2015年のWEF「グローバル100大企業」に入った企業の数を累積集計(重複含む)したところ、韓国は13企業が含まれた。キム・ウイヨン所長は「サムスンやポスコなどグローバル企業がなかったとすれば、韓国の順位はさらに低かったはず」と述べた。