セウォル号オーナーの長女、きょう韓国に送還…秘密資金捜査
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.07 13:56
セウォル号の実質的なオーナーだった故兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモグループ会長の長女ユ・ソムナ氏(51)が3年間の海外逃避生活を終えて7日、送還される。チョン・ユラ氏(21)の2歳の息子も同じ時間に帰国するということが分かった。
検察関係者は6日「韓国時間で7日午前4時、パリ=シャルル・ド・ゴール空港から韓国国籍機である大韓航空(KE902)直航便で送還され、同日午後3時に仁川(インチョン)国際空港を通じて入国する」と話した。ソムナ氏に対する逮捕令状の執行は国籍機内で行われる。
彼女は韓国でデザイン会社を運営し、系列会社「タパンダ」からコンサルティング費の名目で48億ウォン(約4億6800万円)を受け取るなど492億ウォンの横領・背任の容疑がある。また、ユ元会長の海外写真展関連の業務を引き受け、費用を過多計上する方式で秘密資金の造成に関与したという疑いを受けている。