安倍に合わせて「強い日本」復唱、東京政界右向け右
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.29 09:06
7月参議院選挙を控えた日本政界に「強い日本」という刺激的スローガンがあふれている。 産経新聞によると30日、初めての党大会を開く日本維新の会は「保守政党」「憲法改正」という表現が明記された党綱領を採択する予定だ。
日本維新の会は昨年末の総選挙で自民党(294議席)、民主党(57議席)に続き54議席を取得した第3党だ。右翼傾向だけは安倍晋三首相に遅れをとらない橋下徹大阪市長と石原慎太郎前東京都知事2人が導く。彼らは綱領で、自分たちが夢見る理想的な日本の姿を「賢明で強い日本」と規定することにした。より一層注目されるのは日本維新の会が急速に自民党と歩調を合わせているという点だ。
日本維新の会の「強い日本」というキャッチフレーズは事実、安倍の専売特許と同じだ。安倍は総選挙の時から「強い日本を取り戻す」というスローガンを掲げて政権を取得した。そうでなくても「参議院選挙の後、自民党と日本維新の会が手を握って憲法を直す」という観測が広がっていて「強い日本」という共通スローガンがより一層尋常ではない。