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【BOOK】安倍政権の歴史歪曲に対抗、戦犯の実体を暴いた日本の良心

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.25 16:44
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『戦場体験者 沈黙の記録』

保阪正康著

 
筑摩書房出版

第2次世界大戦終戦70年の今年、安倍政権は特に平和と未来を強調した。集団的自衛権など安保関連法案を強行採決して積極的平和主義を前面に出し、韓日関係と慰安婦問題の場合、歴史に対する謝罪の代わりに未来志向を叫んだ。

しかし書店街の最大のトピックは戦争だ。敗戦70年を迎え、日本の侵略と植民地支配の加害歴史を消そうとする右翼の歴史修正主義の動きが強まっている。これに対抗し、良心的な知識人は戦争の真実を書いた本を次々と出している。

日本近代史研究者の保阪正康が7月に出した『戦場体験者 沈黙の記録』は一種の告白書として関心を集めている。保阪は約40年間、計4000人の旧日本軍兵士をインタビューし、本を完成させた。

戦争は70年前に終わったが、保阪が会った退役兵士にとって戦争は現在進行形だ。多くの人は戦争の恐怖と精神的外傷を抱えたまま生きているという。消すことのできない加害者の記憶がこの本で生き生きとよみがえる。家族にも語れなかった暗い過去だ。それで「沈黙の記録」というサブタイトルが付いた。

インタビューに応じた旧日本軍兵士は、贖罪の儀式を行うように胸の奥深くに埋めておいた戦場の体験を証言する。全体の8割を占める日本の戦後世代に戦争の惨状と弊害を知らせる。著者は「消えていく戦争の記憶をきちんと記録する時、貴重な教訓を得ることができる」とし「その教訓を発展させていくのは若い世代の役割」と強調する。

1939年生まれの保阪は日本を代表するノンフィクション作家だ。30代初めまで出版編集者だった。出世作は1979年に出版された『東條英機と天皇の時代』。A級戦犯という程度でしか知られていなかった東條の実体を表したこの本の序文で、保阪は「なぜこのような指導者が時代と歴史を動かしたのか。それがこの国のもっとも重大な反省点である」と指摘した。

その後も日本の戦争DNAを絶えず批判してきた。9月に安保法案が参議院を通過すると、「非軍事主義を軸にした日本の戦後民主主義が崩れつつあり、『準戦時体制』へと移行する」と一喝した。

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