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【コラム】外国人企業は経済パートナーだ=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.11 14:36
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最初に、最近の韓国製造業において急速に上昇している労働コストと硬直的な労働市場は、産業全般の労働生産性を阻害する要因として台頭している。これは製造業分野のFDIを躊躇させている要因だ。スイスの国際経営開発院(IMD)の国家競争力調査で、2013年の韓国の労使関係生産性は60カ国中56位だった。韓国内の製造業活性化と製造業分野FDI誘致のためにも、この問題は必ず改善されなければならない。

2番目に、FDI企業に対して国民が公正で正しい見解を持つことはより一層重要な部分だ。韓国の場合、大規模な直接投資を誘致した中国とは違って内需経済の自立後に輸出主導型経済に発展する過程で、外国人の直接投資に対する漠然とした拒否感が一部の国民感情として存在しているとみられる。一部のFDIの失敗事例を見守ったことから来る拒否感でもある。個人的にこのような先入観は、誤解あるいは事実に基づかないまま出てきた盲目的な見解であり残念だ。韓国内のFDI企業らは着実に雇用と投資を創り出しており、すでに韓国経済において重要な部分に位置した。このような意味で外国系企業か国内基盤企業かという式で根っこを探すよりは、FDI企業を安定的に誘致して雇用と投資・税収を持続的に創り出すなど国家経済に尽くせる環境を作ることが重要だ。

 
韓国経済において自動車産業がどれほど重要なのかはよく分かっている。韓国GMは国内最大のFDI企業として1万9000人余りの職員を雇用しており、年間約200万台の車両を生産して90%を輸出する企業だ。このような規模の韓国GMを率いているということに大きな自負心と共に重大な責任感を抱いている。FDI企業が韓国で競争力を備えて持続可能な経営を展開できるように、国民と利害関係者の温かい激励と支援を期待したい。「共に行きましょう!」

セルジオ・ロシャ(Sergio Rocha)韓国GM社長


【コラム】外国人企業は経済パートナーだ=韓国(1)

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