<金総書記告別式>霊柩車に手を置く七人…新体制の権力者(1)

<金総書記告別式>霊柩車に手を置く七人…新体制の権力者(1)

2011年12月29日08時32分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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金正日(キム・ジョンイル)総書記の霊柩車を護衛する8人。
  28日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の告別式では予想外の場面が見られた。朝鮮中央テレビなど北朝鮮メディアはこの日午後2時、金正日(キム・ジョンイル)の三男で後継者の金正恩(キム・ジョンウン)党中央軍事委員会副委員長(27)が、7人の党・政・軍の核心人物と一緒に霊柩車を護衛しながら告別式場に入る姿で放送を始めた。

  黒のコートを着た金正恩は霊柩車の右側の前で、雪が降るなかで挙手敬礼した。その後ろには張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長(65)、金基南(キム・ギナム)党秘書(82)、崔泰福(チェ・テボク)党秘書兼最高人民会議議長(81)が、霊柩車の左側には李英浩(リ・ヨンホ)党中央軍事委副委員長兼軍総参謀長(69)、金英春(キム・ヨンチュン)人民武力部長(75)、金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長(70)、禹東則(ウ・ドンチュク)国家安全保衛部第1副部長(69)と推定される軍部の人物が立った。

  氷点下の寒い天気。金正恩は告別式場の錦繻山(クムスサン)記念宮殿を出て入るまでの30分間ほど、手袋もせず霊柩車のサイドミラーをつかみ、他の7人は時々、車に手をのせる姿が見られた。17年前の金日成(キム・イルソン)主席の告別式では見られなかった光景だ。

  専門家らは、「金正恩と7人」の霊柩車護衛は高度に調整されたイベントと分析している。金正恩時代の国政を運営する実質的な権力序列をはっきりと見せることで、金正恩体制が「無秩序の時代」ではなく「秩序の時代」であることを対内外に誇示したということだ。

  西江(ソガン)大のキム・ヨンス教授(政治学)は「党と軍の核心7人が金正恩とともに遺体を護衛する姿を通して、金正恩体制の権力ランキングが存在し、金正恩がエリートの忠誠と支持を受ける安定した体制を整えたことを、北朝鮮住民と国際社会に向けて知らせた」と分析した。‘北朝鮮のナンバー2は誰か’という推測と葛藤の要素を事前に遮断しようということだ。

  

<金総書記告別式>霊柩車に手を置く七人…新体制の権力者(2)
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