円安のおかげで日本企業が6年来の好況
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.25 10:03
日本企業が「円安」により6年来の好況を享受することになった。
ウォールストリートジャーナルは24日、「今週業績発表に入る日本の大企業の利益規模は6年来の最大値を記録するだろう。円安が日本企業に思いがけない臨時利益を与えた」と報道した。同紙は大和証券の報告書を引用し、円がドル当たり100円台で推移するなら日本の大手企業200社の2013年度税引前利益は16兆900億円と前年より75%増加すると予想した。昨年12月の安倍晋三首相就任から円はドルに対し25%下がった。22日の東京外国為替市場ではドルが99.88円を記録した。
特に日本の輸出業種である自動車と電機電子企業が大きな恩恵にあずかれる見通しだ。三菱自動車はこの日2012年度の連結純利益が前年より59%多い380億円と予想されると発表した。10年来の高水準で、当初予想した130億円の3倍に近い。コスト削減効果もあるが、円安で188億円の為替差益を得たのが大きかった。先週業績を発表した安川電機は第1四半期の純利益が91%急増した。来月発表されるトヨタの2012年度純利益は8000億円で、5年来の最大値を達成する見込みだ。