17~18日、ソウル・シェラトンウォーカーヒルホテルでは、一般人なら誰も注目しない専門学術行事が開かれる。 韓国土木学会が主管する「アジア7カ国土木工学大会」だ。
しかしこの大会にかける日本側の期待は非常に大きい。500余人の土木学者、技術者で構成される日本の非営利機構(NPO)「日韓トンネル研究会」に所属した、数十人の会員が訪韓する。 彼らは会場に別途のブースまで設置、数年間にわたり準備してきた資料を韓国語版に作成し、韓国側の出席者およそ400人に配る計画だ。
テーマは「韓日海底トンネル」。 釜山(プサン)または巨済島(コジェド)から日本の対馬を通って九州の唐津に続く200~230キロの海底トンネルを掘り、韓国と日本をつなぐ線路(または道路)を建設しようという構想だ。