韓電社長「アジア35カ国のエネルギー市場で、韓国の未来技術見せる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.27 12:01
韓国電力は近頃、いつになく雰囲気が良い。12月、全羅南道羅州(チョンラナムド・ナジュ)への本社移転を控えてソウル三成洞(サムソンドン)の本社敷地を鑑定価格の3倍となる10兆5500億ウォンで売ることになった。昨年6年ぶりに赤字から抜け出したのに続き、今年までも2年連続の黒字が期待される。
韓電は勢いに乗って朴槿恵(パク・クネ)大統領が創造経済の核心分野に選んだエネルギー新産業(▼電力需要の管理市場▼エネルギー管理統合サービス▼独立型マイクログリッド▼太陽光の賃貸▼電気自動車の充電▼火力発電の温排水熱の活用)の育成に拍車を加えている。ちょうど韓電が主催する2014年アジア・太平洋電力産業カンファレンス(CEPSI 2014)が27日、済州(チェジュ)で開幕する。中国・日本・豪州をはじめとするア・太地域の加盟35カ国の電力会社の最高経営責任者(CEO)・役員・エンジニアが集まって電力産業の未来を論じる場だ。17日にソウル三成洞の本社で趙煥益(チョ・ファンイク)韓電社長(64)に会ってア・太電力産業カンファレンス主催の意味と各種懸案についての見解を聞いた。