北東アジアの複合リゾート、日本は設立急ぐが韓国は規制が障壁に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.22 09:26
「円安を背景に日本は複合リゾート促進法通過を目前に控えています。これに対し韓国は韓国人のカジノ出入り禁止法規に阻まれ事業進行が遅いです。複合リゾートがどちらに先にできるかが北東アジアのビジネス・観光の中心地を決めるでしょう」。
17日にソウル市内のホテルで会った米サンズリゾートのマイケル・レビン社長はインタビューの途中に何度もこう強調した。2020年に東京オリンピックを開く日本は複合リゾートを誘致しようと全力を挙げているが、2018年に平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを開催する韓国は遅々として進んでいないということだ。複合リゾートとはホテルとカジノ、ショッピングモール、コンベンションセンターなどの観光インフラが1カ所に集まっている施設をいう。彼は「シンガポールは2010年のマリーナベイ・サンズリゾートのオープン後、東南アジアの中心地として急速に浮上した」と強調した。「国内総生産(GDP)は1.25%増加し、雇用は4万件近く増えた。複合リゾートの誘致は韓国でも大きな経済発展効果があるだろう」と話した。