【社説】中国産「寄生虫キムチ」、当局は何をしていたのか

【社説】中国産「寄生虫キムチ」、当局は何をしていたのか

2005年10月23日19時03分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  中国産「鉛キムチ」の不安がまだ消えない中、今度は寄生虫の卵が発見され、衝撃を与えている。 保健福祉部(福祉部)と食品医薬品安全庁(食医薬庁)が中国産輸入キムチ業者の16品を検査した結果、9つの白菜キムチから回虫など4種類の寄生虫の卵が検出された。 福祉部は該当業者製品の通関と出庫を保留し、流通中の製品については回収命令を下したという。 しかしすでに売れたキムチを回収するのは事実上不可能であり、輸入食品に対する国民の不安が高まっている。

  食医薬庁は、野党議員の発表で始まった「鉛キムチ」波紋が広がる中、10日、中国産キムチは安全だという検査結果を出した。 流通中の中国産キムチから鉛は「検出されていない」「危害指数以下」などとし、「安全に問題はない」ということだった。 その2週間後に寄生虫の卵が発見されたのだから、これを信じた国民らは呆れている。 しかも中国では野菜の裁培に糞便を使用するところが少なくないという。 それでも寄生虫は検査対象危害物質から除外されているのだから、当局は職務を果たしてこなかったということだ。

  こうした不安感にもかかわらず、市中では中国産キムチの販売量が増える奇現象が表れている。 国内産との価格差が拡大し、流通業者や食堂が先を争って物量確保に乗り出しているということだ。 国民の健康よりも自らの利益を得ようという商魂も食卓の安全を脅かす共犯だ。

  中国産キムチは国内販売量の18%にのぼり、ソウル・京畿(キョンギ)地域の飲食店はおよそ半分が中国産を出している。 検疫強化だけでは食卓の安全を守ることはできない。 中国産キムチの大部分は韓国業者らによって作られているのが実情だ。 日本のように現地野菜裁培から製品生産まで全過程の品質管理を行うべきだ。
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