【時視各角】的外れな対策では「自営業没落は防げない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.09 14:16
自営業者の悲鳴が天まで響いている。最悪の不況、最低賃金の引き上げに猛暑まで重なった。激減した客まで完全に途切れた。自営業者の不満が支持率の暴落につながると、政府はいらだちをにじませた。賃貸料は据え置く、カード手数料を低めるなどしていたところ、突然、青瓦台(チョンワデ、大統領府)に自営業秘書官まで置いた。果たしてこれが正しい方向なのか。
先日、ニューヨークからの知人に会った。挨拶も兼ねて「変わりはないか」と尋ねたところ、「マンハッタンの商店が次々と店を閉めている」という意外な答えが返ってきた。
ニューヨーク・マンハッタンの店が廃業しているだって? そこは歴代最高水準の好況ではないのか? 4%前後という高成長に、あふれる雇用で米国の商店は類のない好況を享受しているはずだ。