韓国サッカーをもてあそんだ代価はわずか３億ウォン（約２２００万円）だった。ＦＣバルセロナは悩んだ末、リオネル・メッシ（２４）を出場させたが、結局は契約条件を守らなかった。Ｋリーグとサッカーファンはまたも無視された。

４日に行われたＫリーグオールスター戦を主管したスポーツアンドストーリーのキム・ジヨン広報チーム課長は「バルセロナはメッシが３０分間以上プレーするという条件を守らなかった。違約金２０万ユーロ（約３億ウォン）を請求した」と明らかにした。

グアルディオラ監督は紆余曲折の末、メッシを出場させた。しかし後半開始と同時にメッシを外した。メッシの出場時間はわずか１６分に終わった。

グアルディオラ監督は「違約金があることを知っていたが、暑さと湿気のためけがをする危険があり、それ以上プレーさせられなかった」と説明した。追加で１４分間プレーすれば３億ウォンを支払わなくてもよかったが、バルセロナにとって金額は重要でなかった。

メッシは後半からベンチに座り、オールスター戦にも傷を残した。若手選手が出てくると一部の観客は競技場を去り、野次を飛ばす人たちもいた。試合には緊張感が全くなかった。

チェ・ガンヒ・オールスターチーム監督は「監督が選手を守ろうという意図は理解できる。しかし契約内容を無視してメッシを少ししか出さないというのは主客が転倒した結果と見るしかない」と批判した。


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