日本自動車業界にハイブリット車の新モデルが次々と登場し、ハイブリット車競争が加熱する見込みだと、日本経済新聞が27日報じた。世界的な景気低迷で自動車販売が急減している中、ハイブリット車の開発で不況を打開しようということだ。
同紙によると、ホンダは人気モデル「フィット」のハイブリッド車を当初の予定より1年半早い2010年秋から販売することにした。「フィット」新モデルはホンダのハイブリッド主力車「インサイト」と同じ製作システムで販売される予定だ。エンジン排気量は1300ccで燃費は30キロ。価格はインサイトより30万円ほど安い150万円前後になると予想される。日産は来年中に「フーガ」のハイブリッド車を出す予定だ。