大邱（テグ）の夏の代表的なイベントであるチメク（チキンとビール）フェスティバルが今月２７日に開幕する。

大邱市と韓国チメク産業協会は５日「達西区（タルソグ）の頭流（トゥリュ）公園や平和市場タルトン街・西部市場フランチャイズ通りなど３カ所で『２０１６チメクフェスティバル』を開くことにした」と明らかにした。

イベントは３１日まで続き、チキン・ビール・飲料関係の９２社が２２２カ所のブースを設置する。観光客はブースではチキンとビールを飲みながら多様な公演を観覧できる。特に今年の行事には、クラフトビール９ブランドと輸入ビールも初お目見えする。

２７日午後７時３０分に頭流公園野球場で開かれる開幕式には、人気ガールズグループＳＩＳＴＡＲが出演し、Ｄａｌ★ｓｈａｂｅｔ・ＡＴＴ・ＦＩＥＳＴＡＲ・Ｃｒｙｉｎｇ　Ｎｕｔなどの公演が毎日続く。また、インディバンドやフォークグループの公演、ヒップホップやＢボーイの公演などのステージイベントや、ビール早飲み競争など多様な体験行事も用意されている。

イベント会場では米国とベトナムのタナン市、中国青島市が国家・都市広報館を運営する。米国広報館は昨年の開幕式の時に会場を訪れたマーク・リッパート大史がチメクを楽しんだ後、今年は最初から国家広報館を出す形で参加する。

会場には外国人観光客のためにＫ－ビューティー・Ｋ－メディカルを体験できるブースもある。

チメクフェスティバルのクォン・ウォンガン組織委員長は「世界の人が楽しめるように多様な食べ物や見どころを準備した」として「チメクフェスティバルを単なる食の祭典ではなく産業型観光祭典にして地域経済にも役立てたい」と話した。