「在韓米軍撤収で温度差」 北、米朝会談前の習近平氏の訪朝拒絶
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.26 08:51
北朝鮮が在韓米軍撤収を要求しないことが韓半島(朝鮮半島)情勢に微妙な波紋を広げている。
日本メディアの朝日新聞は25日、中国が米朝首脳会談前に習近平国家主席の訪朝を希望したが、北朝鮮側が断ったと報じた。同紙はまた「中朝の在韓米軍に対する温度差が、訪朝時期に響いているとの見方を示した」と伝えた。米朝首脳会談のための接触過程で、北朝鮮が在韓米軍撤収を強く要求しないでいることに対し、中国が不満を示したということだ。また、同紙は「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、4月初めまでに訪朝したポンペオ米中央情報局(CIA)長官に、在韓米軍の撤収を求めなかったとされる」と伝えた。これは文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「北朝鮮が在韓米軍撤収など米国が受け入れられない条件を提示しない」(19日の報道機関社長懇談会)と述べたことと同じ脈絡だ。