LGスマートフォン復活、株価も復活
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.09 13:58
LGエレクトロニクスの株価が52週新高値を更新した。8日、同社株価は前営業日に比べて7.39%上昇した7万7000ウォンで取引を終えた。外国人(99万株)と機関(22万株)の注文が集中した。この日の終値は2014年8月以降で最高水準となった。
スマートフォン事業が伸びているというニュースがこの日の株価を上昇を促した。市場調査機関ストラテジーアナリティックス(SA)は7日(現地時間)、LGエレクトロニクスが1-3月期の米国スマートフォン市場で20%の占有率を記録して2位のサムスン電子(24.6%)を追撃していると発表した。これは同社スマートフォンが米国市場であげた歴代最高の占有率だ。
スマートフォン事業はこれまでLGエレクトロニクスの中でもみそっかす扱いだった。スマートフォンを作るMC事業部は戦略モデル「G5」の失敗で、昨年だけで1兆2000億ウォン(約1200億円)台の営業損失を記録した。ことしに入って赤字幅が大幅に縮小した。MC事業部の1-3月期赤字は2億ウォンにとどまった。大規模な構造調整と昨年下半期に発売された「V20」の善戦おかげだ。ライバル作であるサムスンのギャラクシーノート(Galaxy Note)7の生産中止による反射利益も少なくなかった。