韓国首相「大宇造船海洋の捜査、できるだけ短期間に終えねば」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.05 13:47
黄教安(ファンギョアン)首相は4日、大宇造船海洋の不正疑惑に対する検察捜査と関連し「短期間にされなければならない」と話した。黄首相はこの日第20代国会で初の対政府質問(経済分野)で「造船産業を生かすため捜査も確実な部分、核心的な部分に行われなければならない。違法に対する対処(捜査)は(造船産業を)殺すためのものではなく、生かすためのもの」と強調した。黄首相は大宇造船海洋の不正に李明博(イ・ミョンバク)政権がかかわったという野党「共に民主党」のミン・ビョンドゥ議員の主張に対しては「証拠に基づいて徹底的に捜査する」とだけ答えた。
◇「韓国政府、大宇造船海洋の会計操作をあらかじめ知っていたか?」=この日の対政府質問では昨年10月に政府が大宇造船海洋に4兆2000億ウォンを支援する決定を下した「西別館会議文書」をめぐり議論が広がった。民主党のホン・イクピョ議員が「大宇造船海洋正常化支援案」という文書の一部を公開してだ。文書に記載された会議の名称は西別館会議の公式名である「経済懸案会議」だった。表紙には「会議終了後回収する」とも記されている。