パナソニックにホンダ…続々と日本に帰ってくる海外工場(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.06 08:58
日本企業の国内回帰が続々と表面化している。
日本企業が長期にわたる円高に苦しみ人件費が安い中国と東南アジアに生産拠点を移したのは1990年代から2000年代半ば。その後日本の国内製造業は空洞化現象に苦しめられた。工場が海外に出ていくと失業率も上昇した。
その流れが10余年ぶりに変わっている。一時1ドル当たり70円台後半まで上がった円が1ドル=120円の円安に反転してだ。海外に出て行った日本企業は再び生産拠点を日本国内に移し始めた。円高の時は海外で生産し国内に持ってくる方が費用が少なかったが、円安になりそれだけ製造費用が上昇しているためだ。経済成長で中国や東南アジアの人件費が急騰したのも一因だ。