青年と親の世代とも文化・経済関連を最も大きい魅力に挙げたが優先順位は少し違った。２０代は配達文化、応援文化、ファッションなどを、５０代は高い水準の人的資源と尊敬語文化などを韓国の魅力と考えた。慶熙大学教育大学院のチ・ウンリム院長は「共同体的秩序を強調する既成世代と違い、若い世代は日常の中の幸福と個性を追求する傾向が強い」と説明した。高度成長の経験（６７．３点、７位）と医療保険制度（６６．４点、９位）などは全世代から支持された。

未来に対する見通しで若い世代と既成世代の差は大きかった。２０代の４５％は韓国の未来を暗いと考えていた。これに対し６０代以上ではその割合が１４％だった。未来の韓国の最も重要な問題として、４０代以上の既成世代は「統一」を圧倒的に選択した。しかし２０代と３０代は「貧富の格差」を最も重要な問題に挙げた。慶熙大学社会学科のキム・チュンベク教授は「高度成長の果実を得られたた既成世代と違い、若い世代は就職と雇用問題のような現実的な困難にぶつかり希望が芽生えずにいる」と解釈した。

しかし全般的には韓国の未来を暗く考えているだけではなかった。全回答者の６１．７％は「韓国社会に寄与したい」と話した。７４．５％は産業化と民主化を同時に成し遂げたことに自負心を持ち、７２．９％は韓国には立派な人的資源があると信じていると答えた。８４．８％はスマートフォンなど先進ＩＴ技術を誇らしく考えた。慶熙大学未来文明院チョン・ジョンピルの院長は「『ヘル朝鮮』のような劣敗感と悲観を乗り越え韓国の中に眠っている魅力を呼び覚まし未来の動力としなければならない。核心は魅力韓国の建設だ」と話した。


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