【コラム】韓国人は勇敢だった(2)

【コラム】韓国人は勇敢だった(2)

2010年09月08日17時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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   韓国の気象庁が予想した台風7号の上陸時間は2日正午、そして午前6時に慌しく台風警報に変えた。 西海岸地域を強打した後の遅い措置だった。 気象庁傘下の「中央災害対策本部」は台風警報を発令しただけで、基本的な対処要領を知らせることもなく、文字メッセージさえも活用しなかった。 その代わり市民の間の疎通手段であるツイッターが政府不在の空間を縦横に走った。 2004年に効率的な災難管理のために統合機構として発足した消防防災庁は、すべての情報を気象庁に依存しているため、絶えず変化する台風に対応する能力がない。 防災庁傘下の「国家災難情報センター」が提供した情報を信じていては災難を呼び込んでしまう。

  事態が終了した3日午前、筆者はホームページを確認してみた。 時間帯別の「台風7号状況報告」はこうだった。 #2日午前5時台風速報:「03時現在、群山(クンサン)西北西側110キロの海上を北北東進中で、2日08時ごろ江華島に上陸予定」(この時間には泰安半島を襲っていた)  #2日午前6時:「05時現在、ソウル西南西側95キロの海上を北北東進中で、08時ごろ江華島上陸予定」(台風7号はすでにソウルに上陸していた)。  #2日午前8時:「上と同じ」(ソウルはすでに荒廃化した後だった)。 その時間、市民は暴風の中で出勤戦争をしていた。 なぜ突然こうなったのか分からなかった。 台風が過ぎた場所に災難安全政府の姿はなかった。

  韓半島の夏は台風の歴史だ。 1794年正祖41年8月、大型台風のため忠清道の海岸地域で116人が溺死または瓦に当たって死亡すると、王は嘆いた。 「死亡者が多くて同情する。 早く救恤をしなさい。 そしてまだ報告をしていない忠清道観察使を懲戒しなさい」。 では人工衛星が飛んでいる今日、5人死亡、160万世帯停電、莫大な農家被害と建物破損はどのように理解し、誰を懲戒すればよいのか。先端装備と数百人の専門家を保有する災難管理機関の怠慢と誤報のため、市民は無知、勇敢でなければならなかった。

  宋虎根(ソン・ホグン)ソウル大教授・社会学

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