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【コラム】過去に退行する韓日関係、これ以上は放置できない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.01 07:50
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韓日関係の悪化は双方の過失であり、お互いマイナスとなる。過去に対する謝罪と補償ばかり要求する韓国も、謝罪と補償はこれ以上できないという日本も歴史の捕虜だ。相手を批判するばかりで、自らがすべきことには背を向けるのもお互い似ている。両国関係は戦略的に放置され、「無対策が上策」という日々が続いている。

文在寅(ムン・ジェイン)政権は発足当時、韓日関係は「歴史は歴史、協力は協力」というツートラック接近法を取ると述べた。ところが今は歴史ばかりを追及し、協力はない。未来志向的な関係の構築に努力するという美しい修辞は語録にだけ残っている。反日感情を前に出して政治的に短期所得を得る「日本たたき」にしか見えない。

 
日本をたたきながらも中国には低姿勢で一貫しているのが現在の姿だ。韓国に経済報復を繰り返す中国には一言も言えず、国民が粒子状物質の多くの部分が中国からくることを知っているが、中国の話はしない。粒子状物質を共に解決しようという文大統領の発言に中国外務省報道官が面と向かって非難しても反論もできない。

「日本などなくても良い暮らしができる」と判断をしているのだろうか。根拠のない自信はどこからくるか分からない。北朝鮮の核問題が解決せず安全保障危機が訪れる場合、日米は我々の安全保障のリンチピン(Linchpin)だ。もし経済がさらに悪化して危機状況が到来すれば、日本は韓国の安全弁だ。「すべてのことがうまくいく」という希望に依存してはいけない。平和は奇跡のように訪れないが、危機は悪夢のように近づく。希望を捨てずに目標を追求しなければいけないが、問題に備える複眼的な視野を持たなければいけない。

日本との関係悪化を国民が望むという認識は錯覚だ。すべての韓国人が日本に背を向けているのではない。2018年にも754万人の韓国人が日本を観光した。村上春樹の小説は韓国で人気がある。上の世代の感覚で若い世代の均衡感を無視してはいけない。韓日関係が悪化すれば政治家でなく財界が真っ先に被害を受け、結局は国民が葛藤の代償を支払うことになる。

日本に過ちがあるのに攻撃して何が悪いのかと反問するかもしれない。しかし日本は我々よりも先進国であり、国際社会で影響力がある国という事実に目を閉じてはいけない。歴史を忘れた民族に未来はないというが、力を育てない民族にも未来はない。過去に集中して反日に没頭するのではなく、日本よりも良い暮らしをして活力あふれる国に育てる道を探すのが実事求是の政治だ。

外交は相手が存在し、自分たちの思い通りにはならない。米中の葛藤が深まる状況で日本と恨み合って何の実益があるか。日米が率先するインド太平洋戦略で韓国の重要性は落ちている。日米は韓国を決して捨てないという望みは守られるのか深く考えなければいけない。韓半島にわが民族の平和さえ訪れれば、北東アジア情勢を自分たちの思い通りにできるかについても自問してみる時だ。韓半島の地政学をより広い視野で眺める必要がある。

過去が韓日関係のすべてではない。相手を非難する前に自らを省みるべきであり、過去へと後退するのではなく未来の力を育てることができてこそ国民は安心する。我々が韓日関係を無視して放置し、日本にだけ要求すれば説得力はない。お互い真摯に対話し、妥協できる部分を探しながら実利を模索するのが外交だ。外交で一方的な勝利は存在しない。

朴チョル熙(パク・チョルヒ)/ソウル大国際大学院教授

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