【コラム】扉が開かれた韓国農産物市場…安全性が競争力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.20 15:25
昨年11月10日、韓国と中国は自由貿易協定(FTA)妥結を公式宣言した。結果を見ると、全体農産物1611品目のうち超敏感品目は36.1%、敏感品目は27.4%、一般品目は36.6%に分類することに合意した。一般品目は10年以内に関税が撤廃され、敏感品目は10年から20年以内に関税が撤廃される。
主な農産物のうち譲歩除外された代表的な品目は牛乳、卵、リンゴ、ナシ、コメ、ブドウ、ミカン、カキ、イチゴなど果実および野菜類だ。譲歩除外とは、韓国農産物の保護のために関税撤廃および関税縮小をしないという意味だ。しかし今年からコメ市場が全面開放されるなど、少しずつ農産物と食品の輸入が増える見込みだ。国内の野菜や果実類の競争力を強化しなければならない理由だ。