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【コラム】扉が開かれた韓国農産物市場…安全性が競争力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.20 15:25
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昨年11月10日、韓国と中国は自由貿易協定(FTA)妥結を公式宣言した。結果を見ると、全体農産物1611品目のうち超敏感品目は36.1%、敏感品目は27.4%、一般品目は36.6%に分類することに合意した。一般品目は10年以内に関税が撤廃され、敏感品目は10年から20年以内に関税が撤廃される。

主な農産物のうち譲歩除外された代表的な品目は牛乳、卵、リンゴ、ナシ、コメ、ブドウ、ミカン、カキ、イチゴなど果実および野菜類だ。譲歩除外とは、韓国農産物の保護のために関税撤廃および関税縮小をしないという意味だ。しかし今年からコメ市場が全面開放されるなど、少しずつ農産物と食品の輸入が増える見込みだ。国内の野菜や果実類の競争力を強化しなければならない理由だ。

 
なら、韓国の農産物の競争力はどこにあるのだろうか。それは安全性だ。放射性物質や農薬の問題などの理由で輸入農産物の安全に対する懸念がいつよりも高まっている。消費者も農産物を購入する前、原産地はどこか、どんな農法で栽培されたのかなどをチェックして購入するなど関心が高まっている。

世界的なトレンドと消費者の要求に合わせて国内農産物の競争力を高めるためには価格も重要だが、品質と安全な農産物の供給で消費者の信頼を得なければいけない。安全で優秀な品質、すなわち環境にやさしい農産物が答えになる可能性がある。消費者の有機農産物に対する関心はいつよりも高まっている。これを維持して購買に結びつけるためには、農産物に対する認識転換と生産者と消費者の間に信頼が構築されなければならない。

まず環境にやさしい農業が単に農薬と化学肥料の使用を減らし、健康に良い農産物を生産するだけでなく、地力を保存して自然生態系を復元する科学営農であり地球を生かす持続可能な農業だという点を、生産者、消費者ともに認識しなければいけない。

最近、農林畜産食品部や農協中央会では、消費者と生産者が直接疎通できるよう事業を推進している。生産者である農民は安定した需要先の確保を通じて品質が良く安全な農産物の生産に専念できるよう、また消費者は信頼できる新鮮な農産物を市中より安く購入できるようにローカルフード運動などをしている。

このような多角的な努力を通じて有機農業を未来成長動力に育成することで、競争力の確保と農産物市場の開放に積極的に対応できるだろう。危機はチャンスといわれる。市場の開放で農産物が無差別的に輸入され、国内の農業に影響を及ぼす恐れがある。しかしこうした危機が、環境にやさしい農産物に対する消費者の認識を高め、生産者と消費者が安全な農産物を安心して食べることができる機会になることを期待する。

パク・ソンジク全国親環境農業協議会会長

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