【時視各角】誤った道を行く安倍の日本(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.06 08:08
問題は日本の能力だ。最近、米国はいくつかのチャネルを通じて日本の「歴史修正主義」に不快感を表示した。安倍首相の靖国参拝に「失望した」という強力な表現で警告した。日本軍慰安婦問題も単に人権レベルで批判したのではない。米国は中国の浮上に対抗し、一定の部分で日本の役割を注文するが、歴史修正主義まで容認する意図は全くないように見える。果たして安倍首相の改憲保守がこのレッドラインを独自で越えられるのか疑問だ。
新年、韓日関係正常化を要求する声が強まっている。しかしあまりにも純粋な考えだ。形式的な和解ならまだしも、真の正常化は期待しにくい。首脳会談を一度するだけで、こじれるだけこじれた両国関係が解けるはずはない。しかも日本は安倍首相の改憲保守が支配し、何よりも日本国民が大きく変わった。韓日関係の改善より、むしろこれ以上溝が深まらないよう管理するのも大変かもしれない。