中国常務委員、中国烈士陵訪れ「烈士外交」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.13 10:46
北朝鮮労働党創建70周年記念行事に参加するため北朝鮮を訪れた劉雲山中国共産党政治局常務委員が、朝中関係回復のため「烈士外交」を繰り広げた。両国の血盟関係を刺激して行き詰った朝中関係を改善しようという中国特有の外交のやり方だ。
劉常務委員は11日午前、平壌(ピョンヤン)から70キロ離れた平安南道安州市(ピョンアンナムド・アンジュシ)の史元厚(シウォンフ)山につくられた中国人民支援軍の烈士陵園を参拝した。北朝鮮訪問代表団と在北朝鮮中国大使館の職員、北朝鮮内の華僑代表、中国人留学生ら200人余りと一緒だった。陵園には韓国戦に参戦して亡くなった中国人民支援軍1156人の遺灰が埋まっている。この山の名前は1953年12月、水に落ちた北朝鮮の子供を救おうとして犠牲になった中国軍兵士の名前を取ったものだ。