◆「地震警報システム、いち早く構築を」

断層地域にある原子力発電所の安全性についてキョン・ジェボク、キム・ヨンソク、イ・ギファ教授らは「現在としては原子力発電所の安全に大きな問題がない」と話した。これに比べてユ・インチャン慶北大学地球システム科学部教授は「マグニチュード６．５まで耐えられるよう設計されたとはいうが基準をより高めなければならず、原子力発電所の設備を補強できる案も細かく探ってみなければならない」と指摘した。イ・ヨンス責任研究員は「莫大な予算がかかるだけに原子力発電所の補強のためにどれぐらい投資するべきか社会的な合意が必要だ」と話した。

専門家たちは地震の予測が科学的に不可能に近いだけに、いち早く地震警報システムを構築しなければならないと注文した。キョン・ジェボク教授は「地震が発生した時に国民を安心させて落ち着いて対処できる中央政府レベルの地震対策委員会のようなコントロールタワーが直ちにつくられるようにしなければならない」と話した。サムスン防災研究所のイ・ホジュン研究員は「地震が発生した時は携帯電話の文字メッセージを確認する時間がない」として「振動を感じたら反射的にテーブルの下に隠れるか避難できるように身につく訓練をしなければならない」と忠告した。彼は「救護物資の供給や応急治療などの計画を立てたり行動マニュアルを作ったりするのは地域単位でかなり具体的に行われなければならない」と強調した。




「韓半島に最大７．０の地震来るかもしれないが確率は低い」（１）