<崔順実ゲート>サムスン「合併請託」あったか…検察が家宅捜索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.24 11:24
検察が昨年サムスン物産と第一毛織の合併に賛成した国民年金公団の意志決定過程をめぐる疑惑を確認するため公団とサムスン未来戦略室などを家宅捜索した。
検察はこの日のサムスングループに対する家宅捜索を基点に来月の特別検事開始前までに「大企業-崔順実(チェ・スンシル)被告-青瓦台(チョンワデ、大統領府)」とつながる第三者供賄容疑の立証に注力する方針だ。
崔順実被告(60)による国政介入事件を捜査している検察特別捜査本部は23日午前、全羅北道全州(チョンラブクド・チョンジュ)の国民年金本社とソウル・江南(カンナム)にある基金運用本部、サムスン瑞草(ソチョ)社屋のサムスン未来戦略室、基金運用本部長を務めた洪完善(ホン・ワンソン)漢陽大学特聘教授の事務室の4カ所を同時に家宅捜索した。検察は昨年のサムスン物産の合併と関連しコンピュータのハードディスクと携帯電話、内部文書などを確保した。