韓国ロッテマート、ベトナム市場攻略加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.29 13:23
韓国大手スーパーのロッテマートが代表的「ポストチャイナ」市場とされるベトナムへの動きを進めている。21日にベトナムで五番目の店舗であるビンズオン店をオープンしたのに続き、年内にさらに2箇所程度の店舗をオープンする。ロッテマートはすでにベトナムで確固たる地位を確保した。2008年12月にオープンしたベトナム最大規模の複合ショッピングモール1号店の南サイゴン店は現地の代表的ランドマークに選ばれている。ベトナムの若者の間でデート場所として人気だ。今年のベトナムの売り上げは昨年より60%以上増加する見通しだ。
韓国文化の紹介にも力を入れている。9月から言語・文化非営利機構(NGO)のBBBコリアがベトナムで運営する「フエ(Hue)世宗(セジョン)学堂」の運営経費を支援している。来月2日にはBBBコリアとフエ大学校関係者などと共に「フエ世宗学堂」銘文掲示式典を行う。来年からはこの世宗学堂の学生のうち優秀な学生2~3人を選抜し、韓国訪問および文化体験の機会も与える。長期休暇や休学中の世宗学堂の学生が現地のロッテマートでの勤務を希望すれば2~3ヶ月間短期インターン社員として雇用する計画もある。また、韓国と韓国文化に対する関心が高いダナン地域に直接「韓国語学堂」を設立する方案も検討中だ。