前大宇会長「通貨危機当時の構造改革、韓国経済に不利益」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.02 16:01
金宇中(キム・ウジュン)前大宇グループ会長が2日、延世大で、「現在の低成長・(経済)停滞は通貨危機当時に企業家に原因を転嫁して構造改革を施行した(政府の過ち)」という内容の講演をする。金前会長が公開的に講演をするのは大宇グループの解体以来16年ぶりだ。
金前会長は事前に配布した講演の原稿で、「いま韓国経済は厳しいという声が多い」とし「なぜ我々が低成長と停滞という悪い状況に陥ることになったのか、また、どうすればこれを克服できるのか一度くらい真摯に考えなければいけない」と主張した。続いて「通貨危機当時、その原因を企業に転嫁し、間違った構造改革を施行したところから今の困難が始まった」と強調した。