韓国の新規結核患者、2万人台まで減ったが…OECD1位“汚名”維持
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.23 09:52
1年間に発生した新規結核患者が初めて2万人台に減った。韓国疾病管理本部は第8回結核予防の日(24日)を控えて昨年の結核患者届出現況を23日、公開した。
2017年に新たに届出られた結核患者は2万8161人で2016年に比べて9%(2731人)減少した。人口10万人あたり55人水準となる。患者数は2011年3万9557人で最高値をつけた後、6年連続で減少している。新規結核患者は全年齢帯で減少した。特に20代患者に顕著に現れ、20%減となった。
反面、65歳以上の高齢患者は高齢化の影響で全体患者で占める比率が増えた。2011年30%から昨年41.9%まで上昇した。外国人結核患者は前年比23.1%減となった。だが、韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国で結核発生率1位という汚名を返上することができなかった。昨年基準で2位ラトビアの2倍以上、加盟国平均の7倍に近い数値だ。死亡率も人口10万人あたり5.2人で最も高い。